日本、衝撃のオーバーヘッドに敗れる

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(画像:Kaoru WATANABE/GEKISAKA)

1日に開催されたサッカーアジア杯で日本がカタールに3-1で敗れた。

 

前半12分、相手のエースFWアリが、日本ゴールに背を向けたままオーバーヘッドシュートを放つ。ピッチを跳ねた球は、横っ跳びしたGK権田をあざ笑うようにゴールネットを揺らした。「相手のFWはシュートがうまい。本当に警戒しなければいけない」と話していたDF長友。心構えが早々に打ち砕かれ、日本の選手たちは、目に見えて動揺した。守備のマークがあやふやになり、人数は足りているのに寄せきれない。前半27分に喫した2失点目は、そんな状況で許したミドルシュートだった。』

(引用:2/2(土) 2:20 朝日新聞社)

 

私はこの試合を見て日本はイラン戦で燃え尽きたように感じた。油断は禁物だと選手も皆分かっていたとは思うが、イラン戦やワールドカップのベルギー戦で見せたような、守備のマークの受け渡しができていなかったように感じた。また、ゴールキーパー権田には不安を感じたし、堂安のポテンシャルが高いのは良く分かるが、今大会に限って言えば、ぜんぜん相手選手を抜けていない。こだわって彼をスタメンで使い続けた理由を問いたい。

 

また、点を獲るか獲られるかは瞬間芸のようでもあり、戦術やメンバー交代の要因も確かにあるが、今大会を観てるとクラブチームのように個を活かし合える育成教育をしたカタール、その結果が数字の差として出てたと思う。単純に脅威に感じるかではカタールの攻撃力の方が上だったように感じる。それぞれのクラブチームで活躍したメンバーを寄せ集めたチームより、育成から同じメンバーでやってきた方が、連携や成熟度の面で優位なのは明らかである。


日本も結果だけ見て監督を頻繁に変えたりせず、良い指導者を招き若い頃からカタールのような育成を真似ていくべきだと思う。