スシロー、全国一斉休業。働き方改革

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今日の日本では少しずつではあるが、確実に「働きやすい環境」が整っていっている。その一例が今回の件である。

回転ずし最大手の「あきんどスシロー」は2日までに、今月5日と6日の2日間、ほぼ全店に当たる約500店舗を一斉休業すると発表した。「働きやすい環境づくりの一環」と説明している。一斉休業は、店舗が全国に広がった近年では初めての取り組みという。

休業するのは、ショッピングモールなどに入っていて休めない11店を除く全国の店舗。従業員からの要望もあり、休日の確保が現場の士気向上につながると判断した。

(引用:2/2(土) 16:50配信 KYODO)

人材を「人財」と捉えている素晴らしい行いだと思う。20年前の日本では、正月3が日、お盆等を休業日とする店が多数だった。しかし、この20年デフレが進行し、365日24時間営業こそが、全ての小売りや外食業での「善」と捉えられている悪しき弊害がある。
こういう悪しき弊害を改善させる企業が業界のリーディングカンパニーであり、小売業や外食産業の業務形態改善の一石となれば良いと思う。