生物学上「男」の五輪女王について思うこと

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最近世界では、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー、いわゆる「LGBT」への偏見を無くそうという風潮が強い。世界各国で性変換が認められたり、同性での結婚が認められたりしている。そんな中、気になるニュースがあったので思ったことを述べたい。

 

国際陸上競技連盟(IAAF)が、女子800メートルの五輪女王キャスター・セメンヤ(Caster Semenya、南アフリカ)は「生物学上は男性」に分類されるべきであり、女子の競技に出場するのであれば、男性ホルモンのテストステロン値を抑える薬を服用しなければならないと主張する見通しだ。』

《引用:英紙タイムズ(The Times)》

 

人々の間でLGBTへの理解が深まって、性別の問題を抱える人達がより生活しやすい環境に変化していくのは非常に好ましいし、そうあるべきだと思う。しかし、スポーツに関しては元男性である女性が女性の競技に参加するべきではないと思うし、逆もまた然りである。こればかりは持って生まれた体力の違いというものがあるので、明白にした方が良いと思う。

かなり難しい問題ではあるが、「普通の意味での女性選手」からしたら、実質天然ドーピングの状態だ。社会でLGBTへの理解が深まっていくのはいいことだが、それによって新たな問題が多数発生していくのもまた事実である。