ジムに通う人の7割が痩せない理由
皆さんはジムに通っているだろうか。この記事を読んでくれているという事は、恐らくジムに通っているのだろう。早速本題に入ると、イギリスの調査で、ジムに通っている人の46%は現状維持、26%はむしろ体重、体脂肪率がむしろ大きくなっていることが明らかにされた。つまり7割強の人がジムに通う意味を成してないのである。この原因がいくつか判明しているので紹介する。
まず、大前提としてジムに通う目的が「トレーニングをして痩せるため」ではジムに通う意味はない。ジムに通う人には、ジムでしか運動しない人が多い。「私は週2でジムに通っているから」とジムでのトレーニングの効果を過信してしまっている。実際ジムでの消費カロリーというのは、所詮おにぎり2個分くらいにしか値しない。ジムは、そこでのトレーニングの消費カロリーで痩せるというより、トレーニングによって基礎代謝、筋力を上げて日常生活での消費カロリーを上げるという考え方がダイエットに関していえば正しい。
そして、ジムに行った日には皆さんもいつもよりカロリーを多く摂取しているのではないだろうか。人間は適度な運動をした後には食欲が増大することが分かっているので仕方がない事ではあるのだが「今日はジムに行ったから」と理由を付けて、自分にご褒美を与えすぎてはいないだろうか。確かにトレーニング後にはタンパク質を多く摂ったりするのは良いとされている。しかし多くの人はご褒美として、お酒や油分の多い肉等、特に何も考えずに運動したからと、自分が好きなものを食べていないだろうか。これがジムに通う人の7割が痩せない原因である。
「運動不足の解消」が目的ならばジムのその使い方も良いとは思うが、わざわざジムに通ってトレーニングしているのであればせっかくなら運動不足の解消が目的であっても美しく、たくましい体を手に入れたくはないだろうか。ましてや「ダイエット」を目的としている人はジムの使い方を考え直した方が良い。